土地から探す
土地と建物をひとつながりで考える
土地を探すということは「住宅を建て、長きに渡って生活を楽しむこと」であり、土地を探すこと自体が目的ではありません。
良い土地とは、そこに建物が建って始めてわかるものです。そしてそこに住んでみてからの景色を想像することが大事です。
土地に合わせたプランでなく、自分たちが住みたい建物にあわせた土地を探す、建築家が建築主と一緒に土地を探すことにはいくつかのメリットがあります。
建築家は「建築主の立場に立って土地を探す」という点です。仲買の立場である不動産業者さんは売り手の立場として対応しがちで「売って終わり」という危険性があります。
これに対して、建築家は完全に建築主側の人間として土地を探します。そして建築主のライフスタイルや「こんな家に住みたい」という要望をお聞きしそれをイメージした上で、実現可能な土地を探すことが出来ます。個人ではわかりにくい建築計画条件などを考慮した上で土地を買う事で、土地を買った後に気づく失敗を回避することが出来ます。
条件の良い土地が「良い土地」とは限らない。建築主の条件をよく検討、整理し、優先順位をつけ、それ以外の条件にはある程度の距離を置いて選んでいく事で無駄な出費を抑えることができます。
実際、一般的な好条件をほぼ満たした高めの土地を先に購入してしまい、コストの面から希望を満たしたお家が建てられないというケースもありました。
大事な事はトータルのコストバランス、そこに建つお家をイメージしながら土地を見る、(土地と建物をひとつながりで考える)ことが出来る建築家は、適切なアドバイスをすることが出来ます。
是非一度ご相談ください。
