吹田・大きな片流れの家






敷地面積137㎡ 大阪府吹田市 木造2階建て
― 平屋的住まい、心地よさと工夫を凝縮 ―
吹田の古くからある住宅街の一角、工程差のある旗竿地に建つこの住宅は、敷地条件の厳しさを逆手に取り、静かでのびやかな暮らしを実現したプロジェクトです。
建物は片流れ屋根の形状を活かし、家全体をほぼワンルーム的な構成に計画。優れた断熱性能によって、空間を仕切ることなく快適に保ち、冬でもリビングのペレットストーブ一台で十分な暖かさを確保しています。
浴室には信楽焼の浴槽を設え、天井には香り高い青森ヒバ材を使用。日常の中に贅沢な癒しの時間を生み出す空間としました。
タラップのような軽やかな階段は、空間の抜けを妨げることなく上下階をつなぎ、片流れ屋根の天井高を活かしたワークスペースでは、リモートワークも快適に。趣味や仕事に没頭できる、居心地の良い居場所が点在する住まいです。
天井にはシナ合板を丁寧に貼り込み、シンプルでありながら耐久性にも配慮。素材の質感を生かした設えと、精緻な断熱設計が調和し、コンパクトながらも豊かな空間体験を生み出しています。
