豊中・敷地が10坪の家









敷地面積36㎡ 大阪府豊中市 鉄造3階建て
― 間口3.0m、限界に挑む都市住宅 ―
豊中の駅前という一等地に建つこの住まいは、間口3.0m・敷地面積10坪という極端な狭小条件と向き合いながらも、明快な設計ロジックと柔軟な発想によって、“住まいの本質”を凝縮した都市住宅です。
廊下や余白を極限までそぎ落とし、内部空間はすべてホワイトで統一。光の反射を最大限に生かすことで、実際の面積以上の広がりと抜け感を感じさせる空間に仕上げました。
天空率を最大限に活用した建物形状は、都市の厳しい法規制をクリアしつつ、光と空を手に入れるための立体的な工夫の結晶。限界まで面積を使い切りながら、必要なガレージスペースもきちんと確保しています。
外装はシルバーとブラックのガルバリウム鋼板によるツートンカラー。硬質で潔い印象の外観は、街角に凛と佇む存在感を放ちます。
さらに、限られた床面積を補うために、半地下に物置を配置。狭小地における機能性と収納力のバランスにも細やかに配慮しました。
都市の“隙間”を、最大限に活かす。狭小であることを個性と魅力に変えた、設計力と工夫の集大成です。
